今年もこの季節がやってきました。7月9日〜12日、家族で楽しみにしていた宮古島旅行に、猛烈な台風9号「バービー」が接近することになり、我が家は数日間、キャンセルするかどうかの判断に追われることになりました。
「せっかく予約したのに、キャンセル料を払うのはもったいない」「でも欠航確定してから動くと間に合わないかも」——同じように台風シーズンの沖縄・宮古島旅行を予定している方の参考になればと思い、我が家が実際にどう動いたか、時系列でまとめておきます。
🌀 台風接近、まず確認したこと
台風の発生・発達のニュースを見た時点で、まず整理したのは「予約している項目それぞれのキャンセルポリシー」でした。今回のケースでは、以下の4つを個別に管理する必要がありました。
- ANA国内線の航空券(往復)
- 宿泊予約(Expedia経由)
- レンタカー
- シュノーケリングツアー(Veltra)
- 現地の飲食店予約(居酒屋3件)
予約先やキャンセルポリシーが項目ごとにバラバラなので、「いつまでに」「どういう条件なら」無料キャンセルになるのかを一つずつ確認するところからのスタートでした。
✈️ 航空券は「対象便認定」を待つのが正解だった
一番悩んだのが航空券です。ANAには、台風などの悪天候で遅延・欠航の可能性がある場合、実際にまだ決定していなくても手数料なしで変更・払い戻しができる「対象便」に指定する制度があります。この指定は運航日の2日前・18時頃を目途に決まります。
ここで焦って自己都合でキャンセルすると、通常の取消手数料(運賃の10〜30%、直前ほど高額)がかかります。逆に対象便指定を待てば手数料はゼロ。我が家の便は7月9日11:35発で、当初の「午後」区切りの告知では対象になるか確定できず、運航2日前の詳細な発着案内を待つことにしました。
🚗🤿 レンタカー・シュノーケリングツアーは早めに個別対応
レンタカーは早い段階で予約会社に連絡してキャンセル完了。シュノーケリングツアー(Veltra)はサイト上から自分でキャンセル手続きが可能だったので、天候不良のキャンセルポリシーを確認したうえで手続きしました。どちらも「対象便認定を待つ」制度がないため、早めに動いたほうがストレスも少なく済みました。
📞 現地の飲食店予約はまず電話で
宮古島で楽しみにしていた居酒屋3件の予約も、電話でキャンセルの連絡をしました。地元のお店は、当日のお客さんの入りにも直接関わることなので、決まった時点でできるだけ早く連絡するのがマナーだと感じています。
🏨 ホテルは「聞いてからネットで」がポイントだった
宿泊はExpediaで予約していましたが、キャンセルポリシー上は「まだ欠航が確定していなくても、7月7日23:59以降はキャンセル料がかかる」という表示になっていました。ネットからいきなり手続きするのではなく、まず電話でホテルに直接状況を確認。台風の影響が大きい時期は施設側も柔軟に対応してくれるケースがあるので、「無料キャンセル期限内にネットで手続きして大丈夫か」を確認したうえで、最終的にネットから手続きを完了させました。一本電話を入れることで安心して判断できたのは大きかったです。
✅ 7月7日、ついに航空券もキャンセルできました
7月7日の朝はまだ対象便に指定されておらず、正直「このままキャンセル料がかかってしまうのかな」とドキドキしながら仕事をしていました。お昼休憩にスマホを見ると、夫から「キャンセルできるようになってるよ」とLINEが届き、すぐに手続きしました。手順はシンプルでした。
- ANAアプリの「運航の見通し」から入る
- 「発着案内」に自分の予約した路線、または便名を入力して検索
- 便名の横に「!(ビックリマーク)」がついていたら、特別対象便に指定されていて、変更・払い戻しが可能というサイン
- 「変更・払い戻しのお手続きはこちら」から進めば、手数料なしで払い戻し完了

キャンセル料がいくらになるか分からない間は、「もしかしてすごく高額請求されるんじゃ…」「このままキャンセル料もったいないな…」と不安になる時間が続きました。ただ、ANAの場合、出発直前までの自己都合キャンセルでも上限は運賃の30%と分かっていたので、事前に「最悪これくらいはかかるかも」と自分の中で金額を計算し、覚悟を決めたうえで、ギリギリまで祈りながら待つという選択をしました。
結果として、我が家の便は無事「特別対象便」に指定され、キャンセル手数料は一切かかりませんでした。ギリギリまで自己都合でのキャンセルに踏み切らず、対象便の指定を待ってよかったと心から思いました。

💭「行っても楽しめない」と早めに腹をくくれた理由
台風の規模が大きいと分かった時点で、家族の旅の目的が「宮古島のきれいな青い海を見ること」「シュノーケルをすること」だったこともあり、たとえ宮古島にたどり着けても心から楽しめないだろうと感じていました。
行けたとしても、次のようなリスクが頭をよぎりました。
- 海が荒れて、結局ホテルに缶詰めになってしまう
- 物資が不足し、島民の方々の生活にも影響が出てしまう可能性がある
- 停電や断水が起きるかもしれない
- レンタカーを借りていた場合、台風で車が傷ついたときの賠償責任が発生する
- 飛行機が飛ばず延泊になり、しかも延泊時のホテル代がかなり高額になる恐れがある
子連れでの宮古島旅行には、これらのリスクはさすがに高すぎるという結論に至りました。悔しい気持ちはありましたが、「これもいい経験。宮古島のため」と思うと乗り越えられる気がしています。台風があってこその宮古島。すべての自然の条件が、あの美しい島を作っているのだと改めて感じました。宮古島は逃げません。
🥭 悔しさのあまり、マンゴーだけは諦めなかった
それでも悔しく、「今年中に絶対リベンジしよう」とも考えましたが、航空券はすぐには取れず休みの調整も難しく断念。往復20万円超えの料金にも驚きました。オフシーズンにあたる2027年3〜6月であれば、料金がかなり抑えられそうなので、今は2027年での再訪を検討中です。
それでも、旅の目的のひとつだった「マンゴーがどうしても食べたい」という気持ちは諦めきれず、ネット注文しました。今年は大豊作な一方、台風の影響で出荷できなかったマンゴーが多く、価格もやさしめのようです。宮古島の農家さんを応援する気持ちも込めて、ぜひ皆さんにもおすすめしたいです(笑)。
🌊 台風は、宮古島の海にとって必要な存在でもある
今回のことを機に調べて分かったのですが、台風は宮古島のようなサンゴ礁の海にとって、実は大切な役割も果たしています。気象庁の観測データによると、台風が通過した海域では経路に沿って海面水温が低下し、条件によっては2〜4℃ほど下がることもあるそうです。サンゴは高水温が続くと「白化」を起こして弱ってしまいますが、台風が海水をかき混ぜて水温を一時的に下げることで、この高水温ストレスの期間が短くなり、持ちこたえやすくなるといわれています。実際に石垣島では、台風通過後に一度白化したサンゴの一部が回復した事例も報告されている一方、台風がほとんど来なかった年には海水温が高止まりし、大規模な白化が起きてしまったこともあるそうです。
もちろん台風には、強い波でサンゴを物理的に壊してしまう側面もあるので、単純に「台風=サンゴにいい」とは言い切れません。それでも、大好きな宮古島の海やサンゴ礁、そこに暮らすお魚たちにとって良い環境づくりにつながる部分もあったのだとしたら、少しだけ前向きな気持ちになれる気がしています。
⛩️ 空いた予定は、急遽・宮島&尾道へ
夫が4連休、私が5連休も確保していたこともあり、「どこにも行かない」という選択肢はなく、急遽1泊2日で宮島・尾道への旅行に切り替えました。宮古島への心の傷はまだ全然癒えていませんが、宮島・尾道旅行はしっかり楽しむことができました。この旅の様子は、また別記事でゆっくりレポートしたいと思っています。
📝 台風シーズンの旅行キャンセル、判断のポイントまとめ
- 航空券は、悪天候による「対象便認定」を待てば手数料無料になる可能性が高い。焦って自己都合キャンセルしない。
- ANAの場合、対象便になっているかはアプリの「発着案内」で便名検索すると分かる。便名の横に「!」マークがあれば対象。
- 対象便に含まれなかった場合の最大手数料(ANAは運賃の30%)を先に把握しておくと、心の余裕を持って待てる。
- レンタカーやアクティビティツアーなど、認定制度がないものは早めに個別確認・キャンセルする。
- 現地の飲食店予約は、決まり次第できるだけ早く電話連絡を。
- 宿泊は、ネット上の期限表示だけで判断せず、まず電話で状況を確認してから手続きするのが安心。
- 予約項目ごとにキャンセルポリシーがバラバラなので、一覧表にして管理すると混乱しない。
- 台風で旅行が飛んでしまっても、旅先の農産物をネット注文するなど、応援できる形はいろいろある。
台風の進路は最後まで気が抜けませんが、判断すべきことを一つずつ整理していけば、慌てずに対応できます。宮古島は逃げませんし、また必ず会いに行けます。台風があってこその、あの美しい海。今回の経験が、同じように台風シーズンの旅行を計画している方の参考になれば嬉しいです。
❓ よくある質問
Q. 台風で航空券をキャンセルすると、必ず手数料はかかりますか?
いいえ。ANAが「特別対象便」に指定した便であれば、実際に欠航しなくても手数料無料で変更・払い戻しができます。指定を待たずに自己都合でキャンセルすると通常の取消手数料(運賃の10〜30%程度)がかかるので、可能な限りギリギリまで待つのがおすすめです。
Q. ANAの対象便かどうかは、いつ・どこで確認できますか?
運航日の2日前・18時頃を目途に確定します。ANAアプリの「発着案内」に便名または路線を入力し、便名の横に「!」マークが表示されていれば対象便のサインです。
Q. 台風でキャンセルになったら、宿泊やレンタカーはどうすればいいですか?
宿泊やレンタカーには航空券のような対象便指定の制度がないケースがほとんどです。それぞれの期限を早めに確認し、近いものから個別に連絡するのがおすすめです。特にホテルは、ネット表示だけで判断せず、まず電話で確認すると安心です。
Q. 台風は宮古島の海にとって悪いことばかりですか?
一概にそうとは言えません。台風は波でサンゴを傷つけることもありますが、海水をかき混ぜて水温を下げ、白化リスクを一時的に軽減する役割もあります。台風は宮古島の海にとって、良くも悪くも欠かせない自然現象のひとつです。
🥭 宮古島のマンゴーを応援したい方へ
今回、台風の影響で出荷できなかったマンゴーがたくさんあると知り、少しでも農家さんの力になればという思いも込めて、ネットでマンゴーを注文しました。旅行には行けなくても、宮古島とつながる方法はいろいろあります。ぜひ味わってみてください。
マンゴーの選び方や旬の時期については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
📚 あわせて読みたい記事
宮古島旅行の計画やキャンセル判断に役立つ、あわせて読みたい記事はこちらです。
- 宮古島レンタカーおすすめ比較・選び方【子連れ実体験】(台風時の賠償責任についても触れています)
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- 宮古島マンゴー完全ガイド|旬・選び方・本当に美味しいお店4選
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次の宮古島旅行に向けて、レンタカーを早めにチェックしておくのもおすすめです。
この記事を書いた人
mia
東海地方在住の医療職ママ(10歳・7歳の男の子)。
「この年齢のかわいい子どもと行ける時間は今しかない!」と思い切って行った宮古島の海に感動し、ブログを始める。
キラキラした旅行じゃなくていい。コスパ重視のリアルな体験をそのまま書いています。
医療職ママ宮古島リピーター10歳・7歳のママ海好き

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